息子の学校の宿題を見るにあたって

子どもと一緒にイギリスに来て、やはり、学校に入れる時期が日本よりも早いことには、びっくりしました。

イギリスでは、4歳に入学して、Reception（レセプション）という学年がはじまります。5歳でYear1、いわゆる小学1年生、なので、Receptionはプレ1年生、といった立ち位置かな。日本では幼稚園の年中、年長（学期のはじまりが違うので比較は難しいですが）の年なので、この歳でフルで学校で授業がスタートするのは、ちょっと大変だなぁーって思いました。

実際は、まあ、拘束はされますが、Receptionの学年ではそこまでがっつりと勉強をするわけではなく、遊びも含めて構成されていたようなので、集団行動に慣れるし、良しとしようかって感じでした。

しかし、宿題がねぇ〜。やっぱり、Receptionでも宿題はあるんですよ。しかも毎日。もちろん週末も。内容は簡単ではあるけれども、Phonicsという発音重視のアルファベット練習（ABCはエービーシーじゃなくて、アーブークー）や、Math（算数）など。Mathはいいです、算数ですし、最初の勉強なので数を数えたり、簡単な足し算だったり。問題はね、英語ですよね、英語。もう、Phonics、一緒に勉強しちゃうぞ！みたいなノリで、息子と一緒に宿題やってました。

で、そのうち、絵本の朗読（＝Readingですね）が加わったり、Phonicsが難しくなってきたり、日記やお話を書いたり、レベルが上がってくるわけです。もう、無理です！例えば、Phonicsですが、2文字の発音になってくると、thだったりshだったりchだったり、ほかにも、ouとowとauとawの違いとか、それ、アタシができるわけないんですよ、もう。

そんなんで、宿題は、毎日息子がやるのを私が横で見て、間違ったら治す、というスタンスを保ちたいのですが、もう、Receptionの後半あたりから「マミー全然ダメ」とダメ出しされちゃう有様です。

で、今、息子はYear1。小学1年生です。普通に難しいです。Phonicsもあります、Mathもあります。が、もう、ね、宿題の質問文がわかんないですよ、わたし。え？これなにやれって言ってるわけ？ってね（苦笑）それに、文章を書かせる事が多くなってきたんです。正しい英語を話せないし、文章も作れない、そんな母が指導できるわけがない！

で、先週〜先週末。前回の記事にも書きましたが、息子のパーティーがあったので、その支度やらでバタバタしていて、週末の宿題に手をつけていなかったんです。今回は、まとめて明日提出すれば良いとのことだったので、余計、全く手つけずのまま、週末を終えてしまったわけです。

で、今回、算数はパソコンを使って、あるサイトの計算をやりなさいって宿題で、そのサイトの問題文の説明と、例文と答えを書きなさいって課題でした。例文の計算式を書いて答えるのはいいんです、問題無いです。でも、問題の説明って、それ何かけば良いのさ〜って思うし、それ算数じゃなくて、英語でしょ〜(;_;)って話ですよね〜。そして、英語は、World Book Dayについての説明と当日学校の催しの様子と感想を書けって作文ですよ。もう、アタシが見れるわけ無いですよね〜。

息子には、わかるところまでやってもらって、あとは旦那にみてもらうことに。こういう時に限って、残業で忙しくて、疲れて遅い帰りだったりするわけですわ。結局、宿題は見てもらえたので、何とか明日にセーフ、間に合いましたが、さて、宿題見終わった旦那のカミナリが私に落ちるわけですよ、なんでギリギリにやるんだーーーーっっ！ってね。で、軽く言い合ったあとに、「ああ、わかりましたよ、これからはアタシがすべて宿題見てやるわよ、あんたにたのまないわよ！」って捨て台詞。そんなこといって、無理に決まってるのに…。

息子に「一緒に頑張ろうね！」って言ったんだけど、めちゃ不安そうな顔してた。。。これ、Year2とかになったら、どうなるんだろうか〜、ひえ〜。

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齋藤 留美子,齋藤 了 マガジンランド 2015-05-25

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