こんにちは〜!前回に引き続き、旅行してきたフランス・ブリタニー(ブルターニュ)地方について、楽しかった事を書きたいと思います。前回は、楽しかったフェリーの旅をご紹介しましたが、今回は、ブリタニーですよ!フランスの北西部ですね。ここらへんの名所と言ったら、間違いなく「モン・サン・ミッシェル」なんでしょうけど、うちはすでにモンサンミッシェルには6年前に行っちゃってたので、今回は間違いなくスルーです。なので、モンサンミッシェルの情報は残念ながらありません〜ごめんね。
お日さまサンサン過ぎない、のんびりとした田舎町
前回も書いたんですが、ブリタニーは場所的にイギリスに近い地方なので、天候も結構似ています。南フランスやスペイン(どちらも行ったことないけど)のように太陽が眩しくて暖かい(あくまでイメージですが)といった感じではなく、お天気の日もありましたが、どんより曇り空な日もあり、雲の厚さや暗さは、イギリスと似たりよったりかなと。でも、だからかな、街を行く人々も陽気すぎない落ち着いた感があり、素朴な田舎町といった印象です。
それでも、なぜかフランス人って、老若男女素敵に見えるの、これどして?!って感じ。以前もノルマンディに行った時に、小さな町のホテルに滞在したんだけど、ちょー田舎なんだろうけど、みんなオシャレっぽく見えるのってなんで?イギリスと違うから?なんで、こんなにボーダー似合っちゃうのってね。そう、ここらへんは、ボーダーの町でも有名です。日本でも人気のセントジェームスもたしかブルゴーニュかノルマンディが起源かと。なので、結構な確立でボーダー来てる人に遭遇します。今回、ボーダー着てるお父さんが、全身ボーダーの男の子を肩に乗せてて、この上から下までボーダーづくしなコーデで、なぜにこんなにオシャレなんだ!一歩間違えれば囚人服なのに!!!と思いましたよ。
フランスについて、まず最初に近所のスーパーに行きました。りんごの発泡酒「シードル」は、このあたりブルゴーニュ地方から生まれました。なので、お店には、シードルがずらり、しかもめっちゃお安いです。写真がないの、ごめんね、だってね、シードルコーナー大きいんだけど、半分くらいすき間なんだもの、それだけみんな買ってくってことだと思うんですが、あまりにスカスカで、写真がイマイチだったので撮りませんでした。代わりにこっち。
これは、赤ワインのコーナーの一部、ですが、見てほしいのは品揃えじゃなくて、値段(笑)シードルの値段にもびっくらでしたが、ワインの価格も驚きです。写真だと見えづらいですが、ここらへんのコーナーは、だいたいUnder€5で買えます。特売品や粗悪品ではありません、美味しい、普通に美味しいワインでした。おかげで、毎日、ここぞとばかりワインを飲んでいました。
イギリスのスーパーとは違った品揃えは、色々と楽しいです。基本、自炊だったのですが、フランスは、お惣菜(パテやマリネ、キャロットラペやポテサラとか)、調味料にマリネされた肉(焼くだけとか、煮るだけとか)など、ちょちょいと手を加えるだけで本格フレンチが楽しめる物もたくさん売っているので、わざわざ外食しなくても充分満足。滞在中の食費は、かなり節約できたと思います。あー、いいなぁ、フランス、美味しいよー。
当然ながら、パンもバターも激ウマウマです。去年お土産に買ってきてもらったゲランド塩(ブルゴーニュで採れる海塩、激ウマ。)入りのバターが、美味しすぎて失神しそうだったので、今回もスーパーで即購入、となりのパン屋さんでバゲットを買ってさっそくぱくつきました、本気で美味しいです。
シーフードも新鮮で美味しかった!魚屋さんでいろいろ買ってきては、楽しみました。
生牡蠣もね。私は苦手なので、食べなかったけど、ダンナと子どもは大喜びで食べていました。もちろん、同じくここらへんで採れるムール貝も、レストランのランチで白ワインといただきました〜幸せ。
中世の雰囲気が素敵な街、ディナン
滞在地からほど近い場所にある街ディナン。ページトップの写真もディナンかな。
ディナンの街の中心部に城壁に囲われた旧市街があります。そこが、まあ観光地といった感じで、中のお店も観光客向けなお店も多く並んでいる感じです。それでも、美味しいデザートやサンドイッチなど楽しめますし、やっぱり皆さんの目当ては中世の雰囲気を色濃く残す旧市街の街並みであり、いまだに残っている城壁だったりするので、一見の価値ある古い素敵な街です。
街のシンボル的な時計台。登れるみたいですが、うちは登りませんでした。
こういった古い城壁に囲まれています。城壁の上はお散歩することができます。
きっと歴史的背景には面白い話だの興味深い事があるんだと思うんだけど、全然調べてないよー、ごめんよディナン。世界史とってなかったしさ。。。きっと苦労したんだろうな、ディナン(テキトー)。でも、素敵な街並みでした。うちから近いこともあり、2日もぶらぶら遊びに行っちゃったよ。カフェやパブで一休みしながらの人間ウォッチも楽しいしね、フランス人って、イギリス人以上に、まだタバコ吸うね〜って思いましたよ。しかしねー、これがまたかっこいいんだ(笑)!タバコ吸うのにかっこいいとか言ってんじゃないわよっとかって怒られそうだけど、ホントにかっこいいんだよ。タバコはお肌の老化を早めますとかって言うけど、めっちゃお肌つるつるのおばあちゃんが、吸ってたりするんだよ、フランスの謎の1つだね、ありゃ。
ってなわけで、パブで一休みの時にいただいたお酒は、こちらパスティスです。シードルにちょっと飽きてきちゃったので、せっかくフランスに来たのでRICARDをオーダー。写真取り忘れちゃったんだけど、フランスのパブ(Barだね)には、ビールやシードルのタンクの他に、このパスティスの巨大ボトルが逆さまになったものも置いてあり、それだけみんな飲むんだなと認識させられました。RICARDに代表されるパスティスというお酒は、原液は茶色っぽいクリアな色なんだけど、水で割るとこのように乳白色にかわります。アニスのお酒っていうのかな、ハーブ酒的な少し変わった味わいのお酒です。食前酒として飲むことが多いと思います。私は結構この味が好きなので、本場のパスティスを飲めて嬉しいな♪
街全体が城壁に囲まれる港町、サンマロ
フェリーの到着港でもあったサンマロにも、改めて遊びに行ってきました。
ディナンよりも一回り大きい街といった印象のサンマロは、観光客あり住民あり、たいへん賑わう港町という感じでした。歴史を感じさせる、石畳に石造りの建物、味がある街です。
城壁に囲まれた街なので、なんとなくクローズドな感じはしますが、実際ここに住んでるだろうなという人はみんなオシャレで、お店もセンスのあるブティックやセレクトショップなんかもあり、え、ここ住みたいよ、とか一瞬でも思ってしまいそうな、素敵な街でした。しかし、まあ当然、ディナン以上の観光地なので、お土産屋さんも多く存在し、フランス語以外の言葉もよく耳にしました。
やはりこの地方の名産の1つの「クイニーアマン」。これは日本でもおなじみですよね。甘いパン(パイ)生地の表面にバターとお砂糖たっぷりの甘いカラメルみたいなコーティングがされてあるお菓子です。クイニーアマンは、作る人やお店によって見た目はいろいろあるのですが、よく売っているのは大きな丸型の薄めのもの。普通のホールケーキくらいの大きさなので、デザートに家族で食べたりするのかな。私は、街のケーキ屋さんで、1人サイズの大きさのものをチョイス。サンマロ散歩しながら、いただきました。
ひとかじりした写真で失礼!(しかもボケてるし)でね、よくあるコメントになっちゃいますがー、私、実は、そんなに好物ではなく、今まであまり食べたことなかったクイニーアマンなので、食べられるか心配だったのですが、いやぁ、ほんとよくあるコメントですが、このクイニーアマン、めっちゃ美味しかった!えー、えー、全然ちが~う(昔食べたの憶えてないくせに)!とか言いながら、あっという間にぺろりとたいらげちゃったよ、ホント美味しかったんです。倒れそう、フランスブリタニーに住んでたら、あっという間に百貫デブになりそう、って心配になるんだけど、どうしてフランス人って、みんな痩せてるの?若い子もおばちゃんも、明らかに地元民って人は、けっこうスリムなんだよねー、なんで?!
さよなら、ブリタニー、また来たいよ
そんなんで、毎日美味しいもの食べて、美味しいもの飲んで、素敵な街を散歩して、自然を満喫して、あっという間にホリデーは終了です。楽しい時間って、どうしてこんなにすぐに過ぎてしまうの?!!!
帰りも行きと同様フェリーでの船旅。行きは就寝時間がありましたが、帰りは朝10時出港の真っ昼間便。行きより短い9時間の船旅ですが、飽きないかちょっと心配でしたが、どうにか時間って過ごせるものですね、やっぱり楽しかったです。
遠くにドーバー海峡見えてきたよ〜、ああ、イギリスが近い。って、なんでこの写真だけ日付入ってるの?なんか、気持ち悪いんですけどw。
今回、フランスに旅して、一言で言えば、「美味しかった」。やっぱ、そこかな(笑)
あと、フランス語話したいなー、フランス語素敵だし、やっぱり、全然言葉が通じないのって、ガーンってなりますね。英語も全然できないけど、全く全然じゃないし、なんとか簡単な言葉とボディランゲージでいけるけど、フランス語はもうぐうの音もでない、じゃないけど(テキトー)、とにかく言葉がでない、どうしていいのかわからない、固まっちゃう!悔しい!まあ、言葉に関しては、これから他の国に行けば、その都度、そう思うんだろうし、いつかね、少しでもわかるようになりたいな。
そして、ちょっと前に、パブで子どもがうるさくて義母とぶつかった話を書きましたが、今回、フランスに来て、子どもの行儀の良さにびっくり、ヨーロッパの子育て効果かと、改めて感じました。スーパーでもうるさくない、走らない、レストランでも静かに食事、でも公園や広場では飛んだり跳ねたり騒いだり。そして、スーパーやレストランで、うちの子どもが煩いと、周りのお母さん(ほとんどおばあちゃん)の冷ややかな目を感じました。実は一度、注意もされてしまいました。騒いでいけない場所では静かにする、ということを徹底的に教えられているんだなと感じました。それをどうとるかは、ひとそれぞれなのですが、うちは、今後イギリスですが、まあヨーロッパの国ですよね、ここに永住するわけですし、旦那はイギリスの血を受け継いでるわけだし、こういったマナー重視の子育てを参考にしなくちゃいけないなと改めて、強く思いました。できるだけ努力しようってね。
さて、イギリスに戻ってきたのですが、イギリスの食事の不味さに落胆している・・・わけでもなく、無事通常業務に戻っております。イギリスとフランスがこんなに近いのに、どうして食べ物がこんなに違うんだって、昔からよくネタとして言われますよね(笑)。今回、とても感じたけれども、でもね、住んでるその場所の旬のものが一番美味しいって思いますよ。イギリスも悪くないってものもたくさんあるし、きっとビールが好きな人は、フランスいったら、イギリスの美味しいビールが恋しくなるだろうし。フランスのチーズも美味しいけれども、イギリスの食パンにチェダーチーズ挟んだサンドイッチを美味しそうにダンナは食べていましたし。隣の芝生は青いよね。イギリスで楽しい生活を送るぞ〜っ!さー、ビールが美味しい季節だしね〜、いえーい!
コメント
クイニーアマン!のだめがサンマロで食べてたやつですねー!!素敵なイースターホリデーでしたね。生牡蠣美味しそうです、お子さんたちすでに生牡蠣の美味しさを知ってるなんて口が肥えてますね、羨ましい。そして、フランスのお土産にバター、そうかー!今まで全然気づきませんでした!いつかの時のためにしっかりメモらせていただきました。私はのだめの原作は読んでないんですが、モーツァルトコスプレコンサートがサンマロでしたよ、のだめで旅の余韻を楽しまれてください♪
子供のお行儀の話で思い出しましたが、一昨年のイースターにドーバーフェリーを利用した時に、英の子供の団体と一緒になったんですよね。フランス語研修という名のディズニーツアー帰り?らしく、ディズニーグッズを身につけた小学校高学年か中学生と思しき団体でしたが、その騒々しさ、行儀の悪さったらなかったです。引率者もたくさんいたけど、特に注意はしてなかったですね。最終便で眠いし疲れてるのに本当にげんなり、うちの子は絶対この手のプログラムに将来参加させないぞ!と思いましたよー
nicoさん、こんにちは〜!
クイニーアマン!のだめ、食べたんですねーっっ!食べるべき、いや、ほんと美味しかったです、なんじゃこりゃ!って感じ。えー、のだめ、めっちゃサンマロ舞台じゃーん。コスプレコンサートですね、原作にもありました。読んでみよう、ドラマもみれればみてみよう。ここは、本当にバターが美味しいですね。塩も美味しいんですが、バターに塩がじゃりっとした大粒で入っているのが格別なんですよ。クイニーアマンもバターたっぷりなので、だから超美味しいんだなって納得です。バターお土産におすすめです。残念なのはあまり日持ちしないこと。夏に日本に帰るのでその分を買おうと思ったけど、賞味期限は1ヶ月強くらいなのでぜんぜん無理でしたー。
イギリスの団体かー、なんか想像ついちゃうな。フランスに比べるとイギリスは、子どもに甘い、絶対に。あはは、その団体にぶつかっちゃったら、悲惨ですねー、しかも帰りの便、みんなお疲れなのにね。うちもそれは、参加させたくないなぁ〜!
バターにフランスパン!!
めっちゃやばい組み合わせ(><:)食べたくなるやつですよ♪
がちゃも旅行に行くと、スーパー行くの好きです
国内でも地方に行くと、スーパー入っちゃうくらいだし
ロンドンでも、観光名所よりスーパーに行ってる方が楽しかった(笑)
その土地の原価や食べ物が知れていいんですよねぇ
フランスは、やっぱワイン安いなぁ
がちゃ行ったら呑んだくれ決定してそう。
いやはや、旅行って楽しいけど
やっぱ育った国での食べ物に慣れているせいか
せめてみそ汁!!ご飯!!ってなりますもん
そして。。。。冷酒ですの(笑)
がちゃさん、こんにちは〜!
バターにフランスパン!!めっちゃやばい組み合わせでしたよ、食べさせたくなっちゃう!
スーパー楽しいですよね〜!わかるわかる!私、妹が沖縄なんですけど、沖縄のスーパーとか面白いもん!お惣菜コーナーとかも見たことないおかずとかあったりして、いろいろ買っちゃうもん!渡英してすぐは、イギリスのスーパーのお買い物が楽しかった〜。今は、面倒な時はオンラインスーパーで済ませちゃったりして、すでに飽きてきてます(笑)。日本に帰ると、日本のスーパーもやっぱり新鮮!いつも高いものが、安いし、お菓子とか、全部欲しくなっちゃう!
フランスは、美味しかったです。今回は、ご飯が恋しくならなかったなー、まあ、期間も短いしね!でもね、不思議な事に、フランスで買ってきたフランス食材をイギリスで食べると、そんなに感動しなかったりするんですよね、やっぱり旅先でその地元の物を頂くのが一番美味しいんだなって。次は夏の日本です、今から楽しみです。