イギリスの運転免許をゲットしたよー

道路

去年の暮れの話なんですが、やっと、イギリスの運転免許証を手にすることができました。といっても、こちらで、教習所に通ってとったわけではなく、日本の運転免許証をイギリスの運転免許証に変更したのです。ずっとやれやれと、旦那や、旦那の家族に言われ続けてきたのですが、なかなか重い腰があがらなくてね~。切り替えだけだから簡単なはずなんだけど、テストもないし、そこまで英語力必要じゃないし、なのに、在英5年目にしてやっと行動しました。いやー、根がめんどくさがりやって言うのもあるんですが、今も昔も、うち、車ないですからね。あまり必要性を感じられず、焦りというものが全くなかったので、明日やろう明日やろうとだらだらしていたら、4年があっという間に過ぎちゃったんですよね。

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運転免許証の切り替えは、5年以内にすませるべし

必然性を感じないけれども、どうしても、そろそろ、重い腰を上げて、切り替え手続きを完了せねばならなかった理由の一つに、英国の運転免許証の切り替え手続きは、英国に住み始めて5年以内の人に限る、というルールがあるからです。そう、私は、今、英国に住みはじめて5年目に突入です。10月に来英したので、5年以内というと10月までに免許切り替えの手続きをしないと、その後はできなくなってしまうのです。人づてに聞いた話なので、確かかどうかはわかりませんが、5年以上たってしまった人は、有効な日本の運転免許証をもっているにも関わらず、イギリスにて教習所に通い、運転免許を取得するために時間とお金をかけなければならなくなってしまうらしいのです。ひえー。

切り替え手続きの手順は、在英日本大使館のウェブサイトで!

日本の自動車免許証を持っている人ならば、イギリスの運転免許証に切り替える手続きは、比較的簡単です。なぜならば、在英日本大使館のウェブサイトに、細かく手順が書いてあるからです、日本語で

イギリスの運転免許証を発行してくれるのは、DVLA(Driver & Vehicle Licensing Agency)または、DVA(Driver & Vehicle Agency)なので、そこに、手続きを申請するために、日本の運転免許証の翻訳証明=「自動車運転免許証抜粋証明書」が必要となります。

この自動車運転免許証抜粋証明書は、日本大使館でもらうことができます。手順としては、大使館のウェブサイトから、運転免許証抜粋証明申請書をダウンロードして、必要事項を書き、大使館に提出。提出した日の2日後(土日,閉館日を除く)に、運転免許証抜粋証明書ができあがり受け取れます、けっこう早いですよね。

申請書の提出は、大使館へ郵送でも可能ですが、出来上がった運転免許証抜粋証明書を受け取るには、必ず大使館に来館しなくてはならないので、遠くに住んでいる方はちょっと面倒ですよね。また、申請には、日本の運転免許証とパスポートも必要となるので、忘れないようご注意下さい。そして、受取の際には、手数料(£14)がとられますので、現金の用意も必要です(カード不可)。

DVLA/DVAへの申請手続きは、ちょっと緊張

無事に、自動車運転免許証抜粋証明書を入手したら、メインのDVLAへの申請へとなります。ひゃー、ここから英語の手続き開始なんだよー。ちなみに、DVLAとDVAは、管轄の違いで、DVLAの管轄地域は、イングランド、ウェールズ、スコットランドで、DVAの管轄地域は、北アイルランドです。なので、北アイルランド在住の方は、DVAへ申請して、ロンドンなどイングランド在住者は、DVLAへ申請書等の送付は行います。

さて、運転免許証の切り替えには、どういった書類をそろえてDVLA/DVAへ送付しなくてはならないのでしょうか。

  1. DVLA申請書D1(郵便局で入手またはオンラインで請求できます)
  2. 日本大使館発行の自動車運転免許証抜粋証明書
  3. 有効な日本の運転免許証
  4. 手数料分の小切手又はPostal Order (詳細は上記(1)申請書D1をご参照下さい)
  5. 写真1枚 (詳細は上記(1)申請書D1をご参照下さい)
  6. 身分証明書(旅券原本、又はBiometric Residence Permit(英国滞在査証)) )
  7. 英国での滞在許可を証明するもの(旅券に貼付された滞在許可証やBiometric Residence Permit(英国滞在査証)など)

これらを用意して、DVLA/DVAへと提出しなくてはなりません。

まず1.DVLA申請書D1ですが、郵便局でももらえるみたいですね。私は、オンラインで請求し、郵送してもらいました。郵送で時間がかかるので、日本大使館で運転免許証抜粋証明書を申請している間に、オンライン請求し、送ってもらいました。たいして時間はかかりませんでした。

2.運転免許証抜粋証明書と、3.日本の運転免許証 は、問題なく用意できますね。

4.の手数料分の小切手、またはPostal Orderですが、これは、小切手のほうがおススメです。なぜならば、手数料分のみ用意すればよいからです。Postal Orderとは、郵便局で発行してもらう小切手のようなものなのですが、これは、発行するのに手数料がかかるんです。アホみたいなムダ金ですよねー、私は払いましたが…しくしく。なぜなら、銀行で、小切手発行してもらうのが、ちょっぴり不安だからです、英語力がね・・・、ひーん、情けない( ;∀;)。どうしてかな、郵便局でも銀行でも同じなんだけど、やっぱり、銀行って緊張するんですよね~!大の苦手。同じ窓口でも、郵便局のほうが気持ち楽なんですよねー。うーん、銀行はスーツのビシっとした人で、銀行はパートのおじちゃんおばちゃんだからかな~。

で、ちょっとスルーしちゃったんですが、免許切り替えの手数料、2017年12月の時点で£43かかりました。まあ、イギリスの運転免許証が発行してもらえるんだから、このくらいは仕方がないか。なので、郵便局の手数料入れると、それ以上になっちゃうわけで、さらに、郵送でDVLAへ申請書等を送る場合、安全と信頼性のためにSpecial Deliveryで送ったほうが絶対に良いので、それもまた普通郵便よりもかかるから、まあ、合計でけっこうかかってしまうのです、これが。

5.の写真は、運転免許証用の写真を用意します。郵便局に写真のマシンが置いてある場合が多いから、あらかじめ用意しなくても大丈夫かなとも思います。

そして、6.身分証明書(旅券原本、又はBiometric Residence Permit(英国滞在査証)) と、7.英国での滞在許可を証明するもの(旅券に貼付された滞在許可証やBiometric Residence Permit(英国滞在査証)など)ですが、ようは、BRPがあれば、それだけをおくれば事足りてしまうというわけなのですね。だって、身分も証明するし、英国での滞在許可も証明するものなので。

って、BRPを持っていない方も、パスポートだけでいいのか!だって、滞在許可証(ビザ)は、旅券に貼ってあるんだものね。というわけで、6と7は、わざわざ2つの証明物を用意する必要はなく、BRPかパスポートを同封しろ、ということですね。

ひー、ダラダラ書くとわかりずらーい!!!あまり参考にならないと思うので、ほんと、もし、運転免許証の切り替えをする方は、このページではなく、日本大使館のウェブサイトを確認してくださいね。わかりやすいし、確実です。(この国は、様々なルールがちょいちょい変わるので、私の書いた情報が古くなってしまう場合もありますので。。。)

日本旅券保持者に対する特別措置!

日本旅券保持者に限り、特別に以下のような特別な申請方法が用意されているそうなのです。これは、いいね!

(1)特例の郵送申請(BRPカード(Biometric Residence Permit:英国滞在査証)保持者に限る)

上記(1)~(5)の必要書類に加え,(6)の「身分証明書」の代わりに「BRPカードの両面をコピーしたもの」を郵送することで,切り替え申請ができます。

BRPカードを持っている人は、BRPの原本を送らずに、両面コピーでもOKだよーとのこと。これって、かなり嬉しい特別措置ですよね。だって、やっぱり、郵送で、身分証明書おくるのって、いくらSpecial Deliveryでも、ちょっとばかり不安ですものね。コピーでいいなんて、こちらとしては、不安事が一つなくなるので大歓迎ですよね~。

って、私は原本送っちゃったんだけどね汗。なぜならば、うちにはプリンターもコピー機もなくって、簡単お手軽にコピーがとれなかったから、それだけです。あと、手続きをしたのがクリスマス前で、どうしてもクリスマスや年末年始とか、郵便局が休みだったり忙しかったりするから、とにかく早くに住ませたかったから!コピー機置いてあるお店を探す時間も無かったし。。。無事戻ってきたので良かったですが、やっぱり、万が一・・・とか思うとちょっと不安はありましたー。

(2)スウォンジー事務所でのチェッキング・サービスによる申請

スウォンジーの事務所に出向き,窓口へ必要書類一式を持参すれば,英国の運転免許証への切り替え手続きができます。
英国の運転免許証は後日郵送され,身分証明書はその場で返還されます。

そしてもう一つの特別措置は、この直接対応。スウォンジーのお近くに住んでいるなら、いいですよね。予約はいらないそうです。身分証明書がすぐに戻ってくるのは、良いよね!

上記2つの、日本人特別対応は、事務所のスウォンジーに、DVLA Japanese Account Managerがいるからなんですね。なので、郵送する場合、通常の書類送付先ではなく、DVLA Japanese Account Manager宛てに送ることが、原則となります。

DVLA Japanese Account Manager

1.Ms Lisa John
Address: CCU1, DGFW, DVLA, Swansea, SA6 7JL
Telephone: 01792-782112

2.Ms Diane Sturley
Address: CCU5, DGFW, DVLA, Swansea, SA6 7JL
Telephone: 01792-384698

間違えないようにしなくちゃですね。とにかく、以上で、切り替え申請が完了となるわけで、あとは、イギリスの運転免許証と、必要書類で戻ってくるもの(身分証明書)を待つのみとなるわけです。これがねー、どのくらいかかるかって、けっこうドキドキしましたよ。だって、2年前のビザ更新の時は、ぜんっぜん、書類だのなんだの戻ってきませんでしたからね!

で、1週間ほどで、免許証送られてきました~!早っっっ!それもね、クリスマスの前に申請したんですよ。クリスマスにかかるから、絶対に、郵便局バタついてるし、時間かかるだろうなぁって、覚悟していたんです。そしたら、クリスマス終わって、旦那の実家から帰ってきたら、もう、ポストにありました!ひゃー、拍子抜け!イギリスらしくなーい!BRP(原本)も、そのあと1週間強ほどで戻ってきましたし、なーんか、さくっと完了してしまった、運転免許証切り替えでした。こんなことなら、もっと早くにやっといても良かったなーとかね、思っちゃいましたよ、思ったよりも簡単でした。(申請書D1記入は、旦那に手伝ってもらいましたが^^;)

一時帰国の時に日本で運転したい!

さて、一つ気になることがあって。無事にイギリスの免許証をゲット出来て、イギリスで車を運転できるようになったのは良いのですが、日本の免許証は戻ってこないんですよね。日本大使館のサイトで確認できますが、英国では,「自動車を運転する際は有効な運転免許証1枚のみを所持すること」との法律があるため、切り替えした際、元の免許証は戻されないのが普通だそうです。実際、私の周りの日本以外の国の人は、自国の免許はもっていません。

じゃあね、一時帰国の時、どうするの?!ってなるわけです。私、イギリスではまだ一度も運転したことないけれども、毎年夏に一時帰国すると、日本ではガンガン運転していますから、絶対に免許証が必要なんですよ、日本の!

その場合は、イギリスのAA (Automobile Association)に行くと、国際免許証を発行してもらえるとは聞いていたんですけど、えー、めんどくさいなーとかって思っていたんですよねー。

そしたら、どうやら、日本は、またしても特別措置で、あ、違うか、交渉の結果って書いてありいますね、交渉したのか、とにかく、日本の免許証は、切り替え後に日本大使館に返還されるようですね、やった!

交渉の結果,DVLA又はDVAに提出された日本の運転免許証は,可能な限り発行元である日本政府(日本大使館)に返還されることとなりました。
これを受け,DVLA/DVAから返還された運転免許証に限り,所持者に返還することが可能となりました。

”返還された運転免許証に限り”って言うのが引っかかるんですが・・・。返還されない運転免許証もあるのかなー、それ自分だったらイヤだなあ。無事、返還されたら、emailで、連絡が来るそうです。なお,日本の運転免許証の返還には,平均3か月から半年ほどかかっています。とのことです、気長に待とう。

 

とりあえず、日本の運転免許証の事は置いといて。さて、イギリスの免許証が手に入ったので、車を運転する機会に遭遇すれば、ぜひとも運転してみたいと思っています。とはいえ、うち、車ないしね~。たまにレンタカーとかね、するけど、ひえー、レンタカーとか事故ったらまずいやーん。って、運転する前から事故るとか考えるなって話ですよね。ま、とにかく、運転は、嫌いではないので、機会を待ちたいと思いますが、やっぱり、やっぱり、不安なのは、

ラウンドアバウト!

でしょう(汗)!未知の世界ですからねー、慣れたら楽だよーとかって、言ってますがねーみなさん、慣れるまでは恐怖でしょう、マジで。いやぁ、怖いなー、でも、ちょっと、ラウンドアバウトで、ぐるぐるしてみたい好奇心はある(笑)!機会を待とう、車、いつ運転できるかな。ちょっと楽しみです。では!

コメント

  1. Kolyr より:

    免許取得おめでとうございます!

    5年まで取得可能なんですね~、フランスは確か1年です(でも、私が渡仏した大昔はそんな規制なかったですw)。なので、お友達でも取り損ねた人結構います(笑)。

    私はフランス免許で日本で運転してますよ~。
    確か両国で取り決めがあり、免許の法定翻訳があれば、国際免許いらないはずです。

    イギリスでも、フランス免許で運転できると聞いてます。

    私もロンドンで運転してみたいんですけどね~。
    でもフランスと反対だからちょっと怖い・・・
    あの町でよく見かける「Blue City」っていうシェアカ-、気になってます。
    是非使ってみてレポ-トしてくれませんか(笑)?

    • Mifofo_ton より:

      Kolyrさん、こんにちは!ありがとうございまーす。思ったよりも簡単に手に入れられたのでホッとしています。
      うわー、フランスは1年以内なんですね。でもイギリスの5年も、そのうち短くなるんだろうなとか思ったりします。
      日本の運転ってどうなのでしょうか~?フランスの免許、日本でそのまま使えるっていいですよね。
      イギリスと日本は、右側通行も同じだし、似ているところが多そうなので、イギリスの免許でもそのまま使えればいいけど、それ聞いたことないですね。
      Blue City、知らないです!へー、ちょっと旦那に聞いてみよう!シェアカーなら、うちけっこう必要性を感じるので、使う機会あると思います!使ったらレポートしますね~。とはいえ、今まで車なしで、普通に生活していたから、あまり近々で車必要になるとも思わないから・・・気長に待っててくださーい(笑)。