子どもたちが、Head liceをもらってきた。

こんにちは。ロンドンで母親やってますMifofo_tonです。寒くなってきましたねー。なんかさー、冬って感じもするけど、クリスマスって雰囲気も出てきたけど、なんだろうなぁ、4年も住んでいると、この時期、「年の瀬」とか「師走」とか、日本の、ワサワサし始める街のムードが、恋しくなります。あー、紅白見たい。

さて、実は少し前の話になるのですが、子どもたちが、ついに、Head liceにやられちゃいましたよ！いやー、いつかはね、もらってくるだろうとは思っていたんだけど、ラッキーにも今まで発見したことのなかったHead lice、やっと我が家にも到来しちゃったのです。さてHead liceとは、って話です。

Head lice警告は、学校やナーサリーでは日常茶飯事

もったいぶっても仕方ないので、さっそくご説明しますと、Head liceとは、しらみの事です。しらみって、日本でも、きっと居ると思うんですけど、イギリスでは、多分、日本よりも、かなりポピュラーだと思うんです。うちは、渡英してすぐに上の子をナーサリーに入れたんですが、しょっちゅう、掲示板にHead liceを持ってる子が居るから、みんなにも移ってると思うから、チェックしてね〜というお知らせがはり出されていました。

上の子が学校に入っても、一斉メールとかで、Head liceが蔓延してるから、あなたの子供もチェックしてね、と言った連絡が、ちょいちょい来てました。かと言って、学校がHead liceの子を休ませるでもないですし、例えば、Head liceが見つかった子もみんながみんな学校に報告もしていないと思うんですよね。まあ、広がっちゃってもしょうがない、子供にHead liceが見つかったら、各家庭で退治してねーという感じなのでしょう。

日本でしらみが見つかったら、学校は休まなきゃいけないとかあるのかな。例えば、インフルエンザとか、水ぼうそうとか、日本は、完治しても数日様子見で、欠席するように言われたりするけれども、イギリスは、あくまで自己責任。水ぼうそう（Chicken Pox）の場合は、医者に見せれば、何日間は学校休んでね、と言われたりするみたいですが、インフルエンザに関しては、ただの風邪と一緒ですからね。熱が下がれば、みんな学校に来ています。Head liceも同様。頭にしらみがいても、本人が元気なら、登校してもOKなのです。だから、そりゃぁ、みんなに、うつるし、広がるよねー。

うちも、Head liceが見つかった時、朝シャンプーして遅刻して登校しました。学校にもHead lice だって連絡しましたし、だから遅刻するって言って登校しました。私は、ちょっと、それに関して、先生が、◯◯くんは今日はHead liceで遅刻でーす。とかって言って、登校したら、友達に、やーい、ヘッドライス〜！っていじめられたりしないかしら・・・と、親ばかですが、心配になったりしたんですが、まあ、先生も何も言わないし、子供がヘッドライスいたんだーと言っても、みんな慣れてるから、それでいじめられたり、いじられたり、全然なかったみたいです、もう、みんな、Head liceと共存しすぎっ（苦笑）。

さて、Head liceですが、なぜわかったかと言うと、子どもたちが、頭をかゆがっていたから。かゆいという時は、もうすでに、Head liceは、成虫になって、もそもそ動いていたり、頭皮をかじっていたりするからみたいです、こわーい。

ペットを飼ったことがある人は、ノミとかダニとか見たことある人もいると思うんですが、まあ、同類の生き物ですね。小さくて、アリンコのミニミニ版みたいな感じ。ノミと違って、ぴょんっと飛んだりしないそうなので、見つけたら結構簡単に捕まえられます。

そう、飛ばないから、子どもたちが、頭をくっつけて居る時とかに、うつるみたいです。例えば、1つの本をみんなで見ている時とか、並んで絵を描いている時とかね。

Head lice退治は、専用シャンプーと専用のクシが必要

Head liceをやっつけるには、専用のシャンプーが必要です。通常のシャンプーでゴシゴシ洗っても、効果がないとのこと。イギリスではメジャーなドラッグストアBootsで、購入可能ですが、BootsのHead lice用シャンプーは、効き目がイマイチらしいです。実際に、旦那がBootsで、レクチャーされてきたので（笑）。うちは、Bootsでオススメされたこのシャンプーを購入しました。確かに効きます。大目に買っておいて、次回のためにストックしておくのをおすすめしますよ、また、いつもらってくるかわからないですからね。

使い方は、乾いた髪の毛にシャンプーをふりかけて、髪の毛全体に行き渡らせます。そのまま10分以上置いてから、水で濡らして泡立てて流します。専用のコームがついてきていて、それを使って、その後に髪をとかすと、コームにHead liceの死骸とタマゴがついてくるので、それはゴミへと捨てるという流れ。

でも、ロングヘアだったら、シャンプーだけでコームでとかすのは痛くて大変。で、Bootsのおじさんに聞いた方法は、シャンプーの後に、トリートメントをたっぷり髪の毛につける。そうするとクシの通りがよくなるので、その状態で、専用コームで髪をとかす。ロングヘアでも、毛先までクシでとかせて、Head liceの死骸とタマゴを取り除くことができます。

で、コームなんですけど、このシャンプーに付属のコームは、目が荒いです。だめ、コレだととれないんです、全部。なので、別のオススメされたコームも買ってきました。実際に使ってみて、全然違います、こっちのほうが、確実にとれました。

シャンプーで全部殺しても、再度、1週間後に同じ事をやるのがオススメだそうです。ちなみに、うちは、一度のシャンプーで、多分、恐らく、ほぼ取り除く事ができました。なので、一週間後の再シャンプーをサボりました。そしたら、また、もらってきちゃった（笑）。

いや、再シャンプーをしなかったせいではないと思うんですけど、もう、学校に行ってると、このHead liceとの戦いは、エンドレスのような気がします〜。Head liceは、成虫だと、普通のシャンプーでは全然効かないらしいので、不潔にしているから生息しているというわけでは、ないとのことです。まあ、とにかく、子供同士、移っちゃうんだよねー。

今まで、何度も、ナーサリーや学校からのお知らせをもらってきているのに、どうしてうちの子はHead liceをもらってこないのかな、つきにくい髪質なのかな、とかって今まで思っていたんですけど、もしかしたら、頭をくっつけ合うほど仲良しのお友達がいなかったからなのかもしれないですね。だから、まあ、今回も、ちょいちょいHead liceをもらってくるのは、お友達と仲良くしているからかなって、ポジティブに考えるようにしています。

しかしねー、何が面倒って、これもらってくると、家中のシーツや枕カバーを洗濯しなくちゃならないんですよ。もう、この時期！ただでさえ、洗濯物が乾かないというのに、シーツとか布団カバーとか、大物が一斉に何枚も洗濯機にやってくるので、本当に大変！洗濯も大変だけど、シーツをベッドにセットするのだって、大変！特にバンクベッドの上！はしごに立ってシーツとりかえるの大っ嫌いですよ〜。あー、やっぱり、もうもらってこないでぇぇ〜！！！