パントマイムを楽しんできました!

イギリスでは、クリスマスに家族でパントマイムを楽しむ、というのもクリスマス恒例のイベントらしいです、知らなかったんですけどね。で、今年、子供たちも劇を理解できそうなお年頃になったので、義父がチケットをとってくれて、観に行ってきました、パントマイム!劇のタイトルは「美女と野獣」です。

Pantmime Beauty & Beast

ちなみに、パントマイムというと大道芸人が無音で道具無しで面白い芸をする、チャップリンのようなパフォーマーを思い浮かべますが、イギリスで一般的にいわれるパントマイムは、クリスマスに家族で観に行く歌ありダンスありジョークありの演劇の事だそうです。

パントマイム – Wikipedia

パントマイム(イギリス) – Wikipedia

基本、主役級の男性役を女性が演じ、女性役を男性が演じるそうですが、今回は男性が女性役を演じているのみでしたが、かなり劇を盛り上げてくれた楽しい役どころでした。
他に特徴的なのは、会場のお客さんとの掛け合いがあるという事。
悪役が出てきたら、絶対ブーイングしなくちゃいけないし、悪役が会場に向かって「Oh, Yes you are.」と言ったら、「Oh, No we aren’t!」と、反対の返事を大声でしなきゃいけないし、それにはじめの頃に会場のある人が選ばれて、いろいろいじくられるんですが(今回は、女役の男性の恋人として選ばれた)それが、劇中で何度も何度も振られるんです、しかも突然。あまりにも振られることが多いので、この人は会場にいるけれども劇団員の1人かなと、思っちゃいましたが、本当にただの一般ピープルで、こうやって、会場から素人を一人選出され、ずっと絡まれるのもパントマイムのお決まりらしいです。選ばれる人は、男性が多いらしいですが、英語ができないのに選ばれちゃったら、マジ演劇中ずっと緊張しどおしになっちゃうので、英語話せない男性は覚悟して観に行ってね。

観に行ったのは、この劇。ほんと楽しかった。

劇は途中で一度休憩が入りますが、トータル2時間半ほどの結構しっかりした演劇です。美女と野獣の話は、ディズニーのアニメーションで知ってるくらいでしたが、まあ、話の流れはわかるものの、ジョークや客席と絡むセリフなど、特に盛り上がる部分はやっぱり英語がわからないと、すっごく残念で悔しいですね!ジョークなんかは、本当にみんな大ウケで、子どもも大人も大ウケ!クリスマス・パントマイムは、子どもも楽しめるように構成されているので、子どもがわかる程度の英語なのは間違いないのです、なので、ぜひとも、来年!は無理かもしれないけど、再来年には、このパントマイムの英語を理解して、思いっきりブリティッシュジョークに笑わせてもらいたいなって思いました。

イギリスに来て、実はまだミュージカルは観ていません。バレエを一度観に行きましたが、ストーリーをあらかじめ予習しておけばセリフがわからなくても楽しめました。演劇やミュージカルも是非観てみたくなりましたね〜。コメディやちょっとくだけた劇を好きな方には、パントマイムはオススメです。この時期メインで行なわれる劇なので(クリスマス以外もやってる劇場もあるのかもしれませんが)、旬のものとして楽しむのもいいですよ♪

 

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