たまには英語のお話を。いたって簡単な英語のお話を。
挨拶の言葉として、基本中の基本の「How are you?」。中学で一番最初に習って、その返事は、「I’m fine, thank you. and you?」でしたよね。
渡英する前、ネットで英会話のうんぬんサイトや、バイリンガルなブログなどを、ちょろちょろサーフィンしていて、大抵の場合、
「I’m fine, thank you.」なんて言う人は、あまり居ないよ。
的な事を書いてあるのが多かった記憶があります。たしかに、うちの旦那も「I’m fine, thank you.」って言ってるの聞いたことありません。
じゃあ、なんて返事するのが正解なの?って思いますよね。で、全然ネイティブじゃないけど、ネイティブ風にI’m fine, thank you.を言わないほうが良いのかな、I’m fine, thank you.は間違いなのかな?って思いますよね。
以前、面白い動画がありました。アメリカでの実験的な動画です。
アメリカとイギリスでは、微妙に違うなと感じた部分もありましたが、そこは置いといて、まず、ほとんどの人が、How are you?の質問に対して、返事をせずにオウム返しのようにHow are you?(または同意語)を返しています。
それは、こちら(イギリス)でも、同様に感じます。
私の中学英語の学習能力では、How are you? と聞かれたら必ず返事をするものと意識していました。しかし、本当にすれ違いざまに、HelloやHiと一緒に、Hi, How are you? と言われるんですが、I’m fine, thank you.と返事しようとしたときには、もう言った本人はすでに(どこかへ)行ってしまってる場合があったりするんです。
How are you? = Hello
に近いんですよね、確かに。なので、「おっす、元気?じゃ!」みたいな感じなのかな。
なので、そんなすれ違いざまみたいに会話が成立しないな、今。みたいな時は、返事は「Good!」でいいですね。もう、元気ないけど、落ち込んでるけど、間違いなく、「Good!」ですね、私は、いつもGood!、絶好調ですよ!
で、このビデオを観て、ちょっと違和感を感じたのは、”Thank you“が、ほとんどないんですよね。見た感じ、学校みたいなところで、あいさつかわす相手は、スクールメイツ(級友)だから、わざわざ言わないのかな、そうかもしれません。
イギリスでは、私の感じるところ、Thank youをつける割合がとても多いです。例えば、息子の学校のお友達のママと会った時、
[私] Hi, How are you?
[友ママ] I’m good, Thank you. Are you alright?
[私] Thank you, I’m alright.
みたいな感じです。
娘のナーサリーのお友達のママでも良いんですが、とにかく誰と限定せずに、誰でも、Thank you を強調させてる気がします。あ、英語の先生も、thank youって必ず言いますね。
あと、もうほとんどの人が言わないよ、と言われる「I’m fine, Thank you」ですが、イギリスでは結構使ってる人います。
多分、たぶんですが、ネイティブ以外の人はよく使っています。ちなみに、うちの息子は、英語を初めて習って身につけたのは、現地のナーサリーですが、How are you? の返事は「I‘m fine, Thank you.」です。そう習ったので今でもそう応えています。
先ほど言ったネイティブ以外の人とは、明らかにイギリス人ではない人、英語を母国語としない国の人のことですが、I’m fine, Thank you.を使う人が多いと思います。ということは、多分、たぶんですが、イギリスに来て初めて英語を習う、そのイギリスの英語学校では、How are you? の返事は、I’m fine, Thank you.と教えているんだなって思います。
なので、イギリスでは、「How are you?」の返しは「I’m fine, thank you.」でOKです。
しかし、How are you? を覚えていても、How are you? 以外の言葉で声かけてくる人はたくさんいます。さっきの動画でもやっていましたが、色々な言い回しがあります。
How’s it going?
How are you doing?
Are you alright?
うちのフラットの上に住んでいるイギリス人さんが、いい人ですが、本当に何言ってるかわからないので、コミュニケーションはほとんどとれません。笑顔であいさつだけです。
その上階の人は、必ず「How’s it going?」と言います。最初、え?どこにいく?って聞いてる?どうやって?えーあたしどこにいくんだっけ〜〜〜?!なんてこたえればいいのお〜!みたいになり、さっぱりわからんちんで「あ、あ、あ…(千と千尋のカオナシです)ニコッッ♡」でやり過ごしてました。。。いやいまだに、外の階段で会ったりするのは、ビビります、はい。
なので、私くらいの英語力の方は、これらの挨拶フレーズは覚えておくと、声かけられても、ああ、How are youと同じだなと思えば、I’m fine でもI’m good でも返事はOKですよ。また、同じように聞き返したい場合、How are youは同じように、How are you?と聞けばいいんですが、他のフレーズに、慣れてないから自信がない場合は、And you?で良いのです。いやぁ、まじ、中学英語、そのまんまや!
ネイティブの人は使わない、とか、最近の人は使わない、とか色々とアドバイスはありますが、英語力のない人は、無理に、カッコつける必要はないと思います。自分の確実に知っている英語で使えるものは使って、それで良いと思います。
これが、イギリス人が多く住んでいるイギリスの地方とかだったら、少し気にしなくてはいけないかもしれませんが、ロンドンは、半分近くが異国民らしいし、英語を母国語にしていない人も多いし、また自分はイギリス人だけど親が移民で異国に親戚がいる人とかは異国語に慣れているし、とにかく生粋の英国人以外の人の受け入れ体制が整っているので、乏しい英語力で生きられるのです、ラッキー。
あ、そうそう。冒頭の写真は、BBC Leaning Englishという、BBCがやってる英語教育サイトの初心者向け、一番最初のレッスンの写真です。
Nice to meet you!のタイトルで、挨拶がたくさん出てくる動画が流れます。動画の内容は、なにこれ!無理やり!ナンパかよ!みたいなシチュエーションだらけでウケますが、ま、出てくる英語は、基本的なイギリスの挨拶フレーズです。いまいち「Hiya!」は私は使えないんですが…それ以外は、私も徐々に使ってるかなという英語です。
今まで、色々と英語教育サイトやらアプリやら(基本無料)試してきましたが、一番オススメはやっぱりこのBBC Leaning Englishです。こってこてのイギリス英語なので、イギリス英語を学びたい人にはオススメです。
今までは、アプリもないので、PCでアクセスする以外だと、Podcastで音声だけ、ファイルは別にダウンロードしてといった感じでちょっとめんどくさくて、かと言って毎晩PCにアクセスしなかったので、なかなか続けられなかったんですが、しばらく遠ざかっている間に、Youtubeにチャンネルができていまして、これがなかなか、というかかなり使い勝手が良い!動画ものは動画が見れるし、音声だけのものは、音声が流れ、テキストが画面に流れたりします。
BBC Learning English – YouTube
最近は毎晩聞いています。え、頑張ってるって、ええ、ビザのために試験しなきゃいけないから、リスニング力をつけなきゃと思ってます。
AND…ここ最近の出来事、2日連続で、相手の言ってることが、まったく、かすりもせず、さっぱり、聞き取れませんでした。「Sorry…」と聞き返して、2回ほど繰り返してもらったのに・・・わかりませんでした。そして、相手に「もう、いいわ」って言われてしまいました。いまだに、その方々が何を言いたかったのか、何を言っていたのか、わかりません。3人の方々です。本当に、辛いです、悶々しています…orz
頑張ります、続かないかもだけど、でもめげない!
そして、TOEIC800点先生のオススメDUOは、まだ届きません。
なぜなら、AmazonUKで購入しましたが、発送元が日本でした。
しかし、AmazonUKで購入できたんです、AmazonUKに出品してくれて感謝です。気長に日本からの到着まちまーす。
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