イギリスの子どものおやつ

先日、イギリスのデブの元はおやつだって書きまして、子どもの肥満も心配だと、で、それは国的にも心配しているところではあるようでして。

Number of Unhealthy Children in UK rises; One in Three Year Six Pupils is Overweight and Obese

More and more children in the United Kingdom are malnourished--the other side of the scale. One in every three year six ...

www.foodworldnews.com

↑小学生の6人に1人は肥満だよって話ですね。

うちの子もそうですが、クリスプスもチョコも大好き。あげたらあげただけ食べちゃうから、小袋のを買うようにしていますが、あげないですむならそうしたいですよね。

日本に居る頃は、薄味の子供用のおやつ（子供用のかっぱえびせんとか、和光堂とか）をあげていたかなーと思うんですが、同様の子供向けのおやつもこちらにはありますが、あまりバリエーションは豊富ではない、それにまずい。。。大人向けのほうが美味しい、当たり前だけど。

渡英してすぐに長男をナーサリーに入れました。1日3時間なのでランチはでないのですが、スナック（おやつ）はでます。そのおやつはフルーツか野菜でした。イギリスに限ることではないと思いますが、歩きながらやバス待ちながらりんごをかじる人は結構います。今では慣れましたが、最初はびっくりしました。あと、フルーツ全般皮ごと食べることも。りんごはもちろん、梨や桃も皮ごとパクリです。で、ナーサリーのおやつもフルーツを皮ごとカットして、供給されるという感じ。

でも、このフルーツや野菜を生のまま食べる習慣はいいかなって思いました。
ある日、ナーサリーで息子を待っている時に、隣で同様に息子さんを待ってるママさんがいました。彼女は息子をナーサリーに入れたばかりなので、慣らし保育でナーサリーで待っていました。そしたら、彼女の息子くんが、ママーって泣きながら出てきました。寂しいんですね、まだ慣れてないもんね、ママがいいよね。そしたら、なんで泣いてるのかってお腹すいたみたいなんです。それを聞いてママはバッグから大きなタッパーを取り出し、フタを開けました。そのタッパーに入っていたのは、スティック状にカットされているきゅうりとにんじん。しかも大量です、大量。でも息子くん、数本にんじんときゅうりを食べたら落ち着いて、また1人でナーサリーの中に入って行きました。このママのもっていたタッパーは、私の記憶にかなり印象的に残っていて、子どものおやつがこれって良い、で、子どももこれで喜ぶなんてすごいって思い、マネしました。イギリスのにんじんって甘いんですよね、だから娘なんか大好きなので、このタッパーに野菜は、外出時のおやつとして結構使えました。

他のバリエーションとしては、プチトマトとかブルーベリーもよく使います。バッグの中で乱暴に動いても汁が出にくいですからね。（ラズベリーとかブラックベリーだとタッパーの中でいくつか潰れます）それから、これ。

赤とうがらしがビッグになったような、見た目辛そうな綺麗な赤のこの野菜。sweet pointed pepper といい、甘くて美味しいパプリカなんです。普通のパプリカも生でサラダにいれたり、スティックにしたりして食べるんですが、断然こちらのほうが美味しいです。子どもたちの大好物で、食事のしたくしてる時にテーブルに出しとくと、食事前になくなってたりします。なので、こちらもスティックにしておやつにするもの大正解です。

そんな感じで、クリスプスやチョコビスケットばかりでなく、なるべくならば、フルーツや野菜を食べさせるよう心がけています。
また、市販のおやつでは、ママにも子どもにも絶大な人気を誇るこれ、Yoyos。お砂糖を使っていない、果物で作られている、ジェリーとグミの中間みたいなお菓子です。

お砂糖や添加物を使っていないという安心感からか、多くの保護者の皆さんに愛されていますね、学校のお迎え時には結構みんなコレを子どもに与えています。普通に甘いので子どもたちも大好き。うちの息子は、これに入っているカードを集めるのが大好き。恐竜だか動物だかのカッコよかったり可愛いかったりのイラストのカードなのですが、バリエーション豊かで質も良いので友達とも見せっこしたりして楽しんでいます。

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そんなわけで、子どもが肥満になるべくおやつばかりではなく、フルーツや野菜を頻繁に食べる習慣はいいかなって思います。ただ、クリスプスやチョコやクッキーなどの味に慣れてしまうと、その代わりにフルーツや野菜にするのは至難の業。かといって、毎日毎回フルーツと野菜のおやつじゃ、かえってストレスたまって嫌いになられても困っちゃう。うまく与えて、肥満児にならないように気をつけたいと思います。もちろん、親のワタクシもですが…トホホ。