ロンドンの公立小学校でまなぶ外国語

地球儀をさわる子どもたち

*写真はイメージです

こんにちは、今日はチャイニーズ・ニューイヤーですね。娘のナーサリーでは、赤い中国の龍や漢字を使った小物類が飾られていたり、小物の工作があったり、中華街に来たみたいでした。息子の学校では、昨年は、中国の洋服を着て登校しましょう、と言われまして。しかし、うちにはチャイニーズの洋服は無くて(日本にいた頃は中華街で買ったものがありましたが…ベビー服ですが)、さすがにこの日のために中華街に買いに行くのもなと思ったし、みんな持っていないから着てこないだろうと予想して、普段のユニフォームで登校したら、みんな結構、チャイニーズ風なコスチュームを着ていまして。しかし、それが、かなりバラバラで。みんな中国も日本も韓国も区別とか出来ないから、まぁ、とにかく赤い服を着てればいいやって子もいましたし、校長先生は浴衣を着ていましたし(それ日本www)、漢字の書いてある服を着ていたり、まあ、かなりテキトーでした。もちろん、着てない子もいっぱいいました、そうですよね、何着ればいいかわかりませんしね。というわけなのかどうなのかわかりませんが、今年は、コスチューム着用の連絡はありませんでした。でもきっと、ランチに中華料理がでているだろうな、これは息子は喜んでいるはずです^^。

そんな息子の通う小学校ですが、うちは、ロンドンの普通の公立小学校へと入れています。学校での公用語はもちろん英語です。同じ学年に日本人が1人もいないので、息子は学校に居る間はほとんど日本語を話すことはありません。

イギリスの小学校は、4歳から入学できます。最初は「reception(レセプション)」といわれる学年からスタートします。日本では幼稚園の年中、年長さんの年代ですよね。その年齢で朝から午後まで学校で授業を受けるので、最初の頃は、みーんなママが恋しくて泣いていました、これはしょうがない、次第に慣れてきます。

レセプションの翌年「Year1」となります。日本の小学一年生です。イギリスは学期が9月スタートなので、日本より約半年早くにスタートですが、1年生は一緒です。息子は今、Year1ですが、やはり、この学年から一気に勉強が難しくなります。(というか、普通のちゃんとした勉強。レセプションはやはり少しプレ的な教育内容ですね)そして、これは学校によって、異なるようですが、第2外国語も少しずつ教えられるようです。

苦手な英語の記事なので確かではありませんが、7歳から11歳の間に第2外国語を学ぶのが義務付けられている、的な内容っぽいです。まあ、他の記事なども見てみたんですが、イギリスでは7歳から第2外国語学習がスタートすることが義務付けられたとか、また、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、中国語、ラテン語、ギリシャ語から選択する、といった内容の記事もありました。

息子のナーサリー時期のお友達が別の学校に行ったんですが、去年の9月、学年が上がった時にスペイン語の勉強が始まったって言っていたんです。彼はブルガリア出身なので、順調に学んで身に付ければ、ブルガリア語、英語、スペイン語が扱えるようになるわけです。息子の学校はないなーと思っていたら、昨年末、ちょうどクリスマスホリデーの前に、スペイン語の数字の読み方のプリントがかばんに入っていました。息子の学校もスペイン語が始まったようです。息子も順調にいけば、日本語、英語、スペイン語のトライリンガル〜♫という望みは全ての親が抱いているんでしょうねぇ〜ふふふ。

ロンドンは、ものすごい数の移民がいます。本当に。だから、息子の学友も、娘の友達も、英語以外の母国語の人はいっぱいいて、ロンドンに住んでいるだけで(上手く学べば)自然とバイリンガルになれます。中には、お父さんとお母さんが違う国の人で、両親それぞれからの言語を習得すれば自然とトライリンガルに、という子もいます。スゴイですね。

でも、いずれも、”上手くいけば” だったりします。小さい頃からイギリスに育ち、イギリスの学校で学ぶ子は、だんだん母国語を忘れていったりするそうです。学校で必修で第2外国語を叩きこまれたら、余計に母国語は忘れていってしまうでしょう。なので、それを防ぐためにも、英語以外の母国語をもつ国の人は、家庭では母国語を使うようにしましょう、英語は絶対に身につきますと、学校やナーサリーの先生に諭されます。

学校では、レセプションの頃から、アフタースクールクラブといって放課後のクラブ活動があり、希望者は希望のクラブに入る事ができます。サッカーだったり美術だったりダンスだったり、そしてフランス語だったりスペイン語だったり。息子の学校のクラブにはフランス語があるんですが、結構入っている子がいたりします。親の希望か子の希望かわかりませんが。

いづれにせよ、小さい頃から外国語を学ぶ機会が多そうなロンドンの子どもたち。私は、いまだに、英語でさえひどい状態なので、若いっていいなぁ、羨ましいなぁと、軽くジェラシー感抱いてしまうダサママです、フランス語話したいなぁ〜♡なんて(笑)

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