イギリスに住んで2年。生活にも少しずつ慣れ、イギリスの非常識的な常識にも驚かなくなってきた今日このごろ。
ですが、やっぱり、これだけは、日本のほうが良いと思うのが、お風呂です。
お風呂に入りたーい!
特に、こう、夏も終わり、短い秋もはい終了、そろそろ冬到来ですよ〜みたいな、寒さが身に染みる季節になると、日本のお風呂が恋しくて恋しくてたまらないです。
だいたい、こっちのお風呂は、湯船=洗い場ですからね(シャワールームが別についてるお宅もありますが)。日本の普通の浴室の湯船+洗い場を、バスタブ1つですますんだもん、狭いし、それに寒いし。まあ、冬は、セントラルヒーティングが普通なので、家中がぽかぽか暖まり、浴室もぽかぽかなので、凍える寒さにはなりませんが、日本のお風呂に入って体の芯からあったまる〜というぽかぽかさが、やはりこちらのお風呂では味わえません。特に温泉なんかの、あのお湯の柔らかさとか体の中心から末端まで温まる感覚は、絶対無理です、恋しいです、本当に。
で、そんな、イギリス(に限りませんね。アメリカとかフランスとかもそうだよね。)のイマイチなお風呂タイムを少しでも満足させるアイテムを見つけました。もう、今はこれなしでは、お風呂には入れません!
それは、エプソムソルトです。
成分は、硫酸マグネシウムで、イギリスのエプソムという場所でとれたので、こう呼ばれているそうです、そう、イギリス発祥のものなんですねー。
イギリスはじめ、ヨーロッパでは古くから、入浴剤、特に体の不調を良くする目的の入浴剤として愛用され続けています。イギリスでは、普通にドラッグストアで手に入りますし、特に高価なものではないので、私も常に愛用しています。
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エプソムソルトは、お湯に溶かすと無色無臭なので、香りによるリラックス効果はありませんが、香りが必要であれば、お好きなアロマオイルを数滴加えてもOKです。
思ったよりも、効果がすごくて、結構お風呂あがりの体がぽかぽか暖まります!懐かしい日本のお風呂を思い出します。
さらに、私は、リウマチ持ちなのですが、リウマチにも効果があるとされているので、本当に良いのもを見つけたな〜って、気に入って愛用しています。(リウマチに対する効果のほどは、まだ確証もてませんが、リウマチは冷えが大敵なので、やはり温まると楽になる気がします。)
日本ではどうかな?手に入りやすいのかな?そんなに高くはないかな。日本は、入浴剤も充実しているし、入浴剤入れなくてもお風呂で暖まるので必要ないかもしれませんが、興味ある人は試してみる価値はありますよ〜。
やはり、こちらは、あまり湯船につかる習慣がないからか、湯船につかって、体を芯から暖めて、疲れをとったり不調を改善する、という考えがないのかもしれません。
また、これも土地や環境の違いからなのですが、髪の毛は毎日洗わないのが、普通みたいです。なぜなら、空気が乾燥しているので髪の毛に良くないとか、水が硬質なのもいけないとか。洗った日から2日目3日目のほうが、髪がしっとり落ち着いて良くなるとか言いますね。
女性の洗顔も水(お湯)とせっけん(洗顔料)で朝晩は洗わないらしいです。やはり乾燥しているのと水が硬質だから。
こちらの基礎化粧品って、化粧落としのクリームかミルクを使い、それを洗うのではなく化粧水(こちらは、肌を潤う化粧水ではなく、汚れを落とす化粧水が普通です)を含ませたコットンで拭き取る。または、化粧落としが含まれたワイプ(濡れたティッシュ)で拭き取る。その後、クリームか乳液かオイルで潤いをあたえる、というのが普通みたい。
最初、潤い化粧水がないのがすごく困って、更に、硬水や乾燥で、肌はボロボロになってしまいました。色々試してもダメ。
で、日本から友達に尿素をおくってもらって、こちらでグリセリンとローズウォーターを買って、化粧水を作っていました。最初は、良かったのですが、だんだん、こちらの環境に肌が慣れてきたのか、この化粧水を使うほうが肌が乾燥するようになってきてしまったのです。濡れた状態で乾燥した環境にいると、余計水分が蒸発してしまうんですよね…多分。
で、今では、拭きとり洗顔に、保湿オイルのみといった、シンプルなスキンケアで落ち着いています^^。もともとめんどくさがりなので、これで満足!もうちょっとシワが増えてきたら、また何か対策考えるかなーっと!
▲エプソムソルト、イギリスより安いかも(笑)
コメント
こんにちは
英国のクラシカル・オステオパシーの訓練を受けた内科医です。現在も時々英国で講習会を受けています。2020年3月に英国で研修を受けましたら、その後もう行けなくなりました。
英国のタルタルソースはあんまり美味しくないですね。朝ごはんの豆の煮たものもどうもいまだになじめません。
さて、英国でのオステオパシーの講義の中で、エプソムソルトの効用についての話がありました。
内科的にもマグネシウムは身体に必要な物質で、特に減少すると筋肉のけいれんなどを引き起こします。
そのため、エプソムソルトによる入浴は体もあったまるし、とても良いので私は内科医としても患者さんにお勧めしています。私は30gぐらいでも十分あったまるのでたくさんは入れていませんが十分な様な気がします。
英国も日本と同じようにバースやエプソムは温泉だったのですね。でもやはり日本の温泉のあの気持ちよさは他国では難しいかもしれません。
貴重な記事を読ませて頂きありがとうございました。
異国での生活はとても大変だと存じます。今後のご活躍をお祈りしております。
春山さま
こんにちは!ブログ読んでいただきありがとうございます。内科医の先生からコメントいただけるなんて、恐縮です!
エプソムソルト、先生にも認められるものなんですね!私もいまだに愛用しています。イギリスでいろんな入浴剤を試してみましたが、エプソムソルトがやっぱり1番あったまる気がします。余計なにおいがしないのも良いですね。
でもやっぱり、日本の温泉が1番です。そして、浴室も、日本のお風呂場がほんと幸せです。実はいま日本に一時帰国しています。こんな、大変な時なので、温泉にも行けないですが、実家のお風呂で大満足‼️日本のお風呂を発明した人はすごいです!
イギリスのタルタルは、私もイマイチです笑。マヨネーズがもう、日本のじゃないと物足りないので。お豆の煮たのは、ベイクドビーンズですね!私も好きじゃないですが、子供たちは、小さい頃大好きでしたねー。あと、イギリス人のおじいちゃんも、大好物!
コメントいただき、春山さまのオステオパシー、初めて聞く言葉で、ちょっと調べてみて、まだ理解不十分ですが、各所痛みに効果あるみたいで、興味わきました。これからも頑張ってください。
全然更新滞っているブログですが、ご訪問ありがとうございます!またコメントください!