イースターホリデーがはじまった

イースターが始まりました。イースターは、復活祭と言われ、毎年違う日ですが、イギリスでは4日間の連休があたえられます。学校では、このイースターの連休を絡めてSpring termとSummer termの合間の休みとして約2週間ほどお休みとなります。日本で言う春休みかな。

イースターって、こっちにくるまで、あまり馴染みがなくて、何のことかさっぱりわからず、なんとなく「卵」とか「うさぎ」とか連想されましたが、いったい何のお祭りかわかりませんでした。で、イギリスに来て、かなり重要な日っていうのに、正直びっくりしました〜。とはいえ、未だに、完璧にわかっていませんが、要は、クリスマスはイエス様のお誕生になった日で、イースターは、イエスキリスト様が十字架に貼り付けにされて処刑された日、とすぐに復活した日、なんですよね。処刑された日って、結構重々しい記念日ですが、その後すぐに復活しているので、まあ、メインとしては「復活祭」としてのお祭り騒ぎなんですね。

復活されたのが日曜で、この日曜をイースター・サンデーと呼び、ローストラムを食べたり、イースターエッグハント（カラフルに色付けされた卵を探すゲーム）をしたりと、イースターを楽しみます（各所でイベントも行われます）。

そして、処刑された日、これは3日前の金曜日なのですが、グッド・フライデー（なんでグッドなんだろう…）と呼ばれます。この日には、キリスト様が十字架に貼り付けられた事をイメージした、ホットクロスバンズというスパイスで味付けされたドライフルーツがたっぷりのパンを食べます。ホットクロスバンズは、年中スーパーで販売されているイギリスでは人気のパンですが、本当は、イースター連休の始まりの金曜日、グッド・フライデーに食べるものなのですね。

そして、翌週頭の月曜日をイースター・マンデーと言いバンクホリデーです。間違えて会社や学校に行かないようにwww　そして、このイースターの日曜日に、時計を1時間進めてサマータイムが始まります！いやあ、これが毎年忘れちゃってて、まあスマホとか今は自動で時間設定してくれるから時計が遅れてて遅刻〜！みたいなのはないんだけど、サマータイムに切り替わったのを知らぬまんま過ごしていて、なーんか体調が悪いなぁ〜気持ち悪いなぁ〜とかって、感じるんですよね、体内時計の調子が悪いというか。今年もすっかり忘れかけてたんですが、ロンドン在住のMAPLEさんのブログで教えてもらいましたよ〜めちゃめちゃ感謝です☆

さて、で、イースターってなんで卵なの？うさぎなの？って感じですが、これ、卵＝命が産まれる、うさぎ＝多頭産まれる、跳びはねる（躍動感の象徴）、というイメージで、復活祭にふさわしいという事みたいです。

でも、なんでチョコなんだろう。

とにかく、卵とうさぎのチョコレートだらけなのです。最初に、渡英してきた時のイースターの際、私の子供は4歳と1歳でした。イースターは旦那さんの実家に行ったのですが、祖父母、親戚の方々から、Happy Easter!と、でっかい卵のチョコレート（中に小さいチョコが入っている）や、小さい卵やうさぎのチョコなどをプレゼントされます。とにかく、チョコ・チョコ・チョコ！でまた、可愛いのばっかりだし、こんなにオヤツもらえる時なんてないもんだから、子ども達はおおはしゃぎ（1歳は食べれませんが）。しかし、この量・・・。これって、イギリスの子ども達は、毎年イースターってこんなにチョコ食べてるんでしょうか？！

イースター、春の訪れを感じさせる連休ですが、このチョコレートは、どうにかしたいなぁ〜と毎年思う次第です。

あ、そうそう。私が日本にいた頃は、イースターってほとんど何も無かったんですが、最近では、欧米に習い、日本でもウサギや卵グッズが並んだり〜とかって聞きました。日本にもイースター、定着するのかな。

追伸：
イースターとサマータイムの日付のしくみを教えて頂きました！今年は偶然イースターの連休にサマータイムが重なったので、月曜遅刻する人は少なかったでしょうが（月曜が祝日だから）、来年は違いますよー。

イースター：春分の日の後の最初の満月の次の日曜日
サマータイム：３月最後の日曜午前１時を２時にする

通りすがりのAさん、ありがとうございました！