息子の乳歯が抜けたー！Tooth Fairyがやってくる

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息子の歯が抜けました、昨日。ずっとね、グラグラしていて、後ろからも永久歯が生えてきていたから（その歯が微妙な位置で、歯並びが今から気になる…）、そろそろだなって思ってたんですが、息子6歳の初夏です。

私、40代のおばちゃんですが、私が小さい頃は、グラグラしているのになかなか抜けない歯は、タコ糸巻いて誰かにその紐引っ張ってもらったりした記憶があるんですが、今じゃ、そんな野蛮な事、絶対しないですよね（笑）そして、私の記憶だと、私の頃は（もう、はるかとおおおおおい昔です、本当に）、抜けた歯が上の歯だったら縁の下へ、下の歯だったら屋根の上へ放り投げていました。丈夫な歯が生えますようにって願いをこめて。でも、今ってマンション多いし、一軒家でも縁の下ってある？ないよね。どうしてるのかな？旦那に言ったら、えー捨てちゃうのぉ〜？！ってびっくりされたけど。

イギリスでは、乳歯が抜けたら、その抜けた歯を寝る時に枕の下に置きます。そのまま眠ると、寝ている間に、『Tooth Fairy』という妖精がやってきて、枕の下の歯を持って行っちゃうんです。で、その代わりにコインを置いていく。という流れが、乳歯が抜けた時の儀式のようなものらしいのです。そのお話は、父親からもきいているし、アニメや絵本でもそんなエピソードがあったりするので、息子はすでに知っていました。

で、昨日、学校で、歯が抜けちゃって、抜けた歯は大事に手に持っていました。私があずかろうとすると、「Tooth Fairyにあげるんだから、大事にしてね、絶対になくさないでね」って念を押されました。なんせ、めちゃめちゃ小さい歯なので、なくさないように、お皿に置いて、絶対になくさないよう目立つように置いておきました。で、夜、はりきってる息子！歯を大事に持って行って、枕の下に忍ばせます。「窓、開けなくていいの？」「え、なんで？」「だって、Tooth Fairyが入ってこれないよ！」「大丈夫だよ（笑）」まるで、サンタさんを待ってるみたい。

夜遅く、旦那が帰宅し、歯が抜けた話、枕の下に大事に歯を置いたよって話をしました。すると旦那は、用意しておいた£2コインを一生懸命磨き始め、ピッカピカに☆ふふふ、たしかに、これは、普段使っている£2じゃなくて、妖精が置いていってくれたコインに見えるわー。さてと、息子のベッドへ行き、枕の下から歯を抜き取って、コインを代わりに入れておきました。

とった歯は、きちんと保管しました。息子用のへその緒や最初に切った爪など、そんなものを保管している小さな箱があるんですが、娘のがないんだよなー、あるはずなんだけど、日本に忘れちゃったのかなぁー。しかし、これから抜ける歯全部とっておくのかなー？！って思ったら、日本のように「捨てる」じゃなくて願いを込めて「投げる」ってほうが良いような気もするんだけど。こんな可愛い歯の入れ物もあるみたいだけど、うーん、歯、いる？

でも、Tooth Fairyが、歯を取りに来るってエピソードは可愛いよね。丈夫な歯が生えますように！