きんぴらごぼうが食べたくなったらセロリアックを試してみて

こんにちは、料理が苦手なMifofo_tonです。イギリスに住んでいると、日本ではなじみの深かったお野菜がなかなか手に入らなくて、作れる和食の献立も限られてきてしまいがちです。例えば、ごぼうとかれんこんとか、大根、かぶ、水菜、春菊とかね、いろいろいろいろ。。。大根は、ほっそいの（Mooli）が売ってます、かぶは見た目も味も似ているSwede（訂正！そっくりなのは、Turnipです。Swedeはでっかいかぶ！）があるので、まあ、そこまで困ってるわけでもないんですが、でも大きなスーパーに行かないとないかな。

反対に、イギリスに来て、スーパーに行くと、見たこともないようなお野菜や果物を見つけたりできます。しかし、そういった野菜って、未知のものであって、味も調理法もわからないので、けっこうスルーしちゃったりしますよね。今日は、スルーしたくなるような見た目のセロリアックをご紹介します〜。

ごっつい見た目のセロリアック

スーパーの野菜売り場でも、ひときわ、不細工な姿で、どどーんと置かれているセロリアック。これ、知らなかったら、なかなか、手にとって購入するって、結構チャレンジャーだなって思うんですが（笑）。

うおー！ぶっさいくー！これって、セリ科の野菜だそうで、名前からも想像できるように、セロリの仲間みたいです。セロリは、葉と茎の部分を食しますが、セロリアックは、根っこの部分だそうで、大根やごぼうなどと同じ根菜類なんですね。

セロリアックの存在は、私は実は前から知っていて、旦那の実家に行くと、義母がたまにセロリアックのサラダを作ってくれます。セロリアックはスープにしたりマッシュにしたりが多いみたいなんですが、義母はサラダで食べるのが好きだそうで、マヨネーズとレモン汁で和えたようなサラダをよく出してくれます。私、これが大好きで、ちょっとね、大根サラダに似ているの！シャキシャキの醤油ドレッシングの大根サラダじゃなくて、マヨネーズで和えたちょっとシナっとなってるサラダ、あれに食感が似てる気がするんです。セロリアックは生だとちょっと大根より硬そうなので、ちょっと茹でるか、レンチンしてるのかもしれないです。今度レシピ聞いておこう。

さて、そんなセロリアックなんですが、やっぱり根菜類なので、歯ごたえがあって、この食感は、ごぼうやれんこんと同様に、きんぴらができるんじゃないかなって思ってね。で、前に作ったんです。で、これが、合うんです！きんぴらの味に！甘醤油味に！

セロリアック、きんぴら、で検索すると、レシピは結構出てきます。クックパッドにもね、載ってましたよ、確か。セロリアックは、パッと見た目は、ゴツくて、何なのこれ・・・って思うんですが、切ってみると、白くて、みずみずしい、身の部分が出てきます。

じゃーん、こんな感じ。なんか穴開いてるけど、気にしないで下さい（笑）。切って、身が出てくると、やっぱりセロリの香りがするんです。ああ、同じ仲間だなって感じ。セロリが苦手の人は、無理かも〜。でも、セロリが大っ嫌いな息子も、きんぴらにしたら、食べてました。お醤油味のほうが、セロリ味に勝ったかな。

皮を厚めに切り落とします。結構力がいるので、りんごむきみたいには切れません。1/8くらいに切って、皮も包丁でザクッと切りました。かぼちゃの皮切る感じですね。セロリアックは、そのままだとアクが強いので、千切りにしたら水にさらしたほうが良いです。で、そのまま置いておくと、表面が茶色くなってきちゃうそうなので、お料理する時に、切って、水にいれて、早めに調理して下さい。

あとは、普通にきんぴら作るだけ！油で炒めると、しんなりしてくるので、お砂糖いれて、お酒、みりん、醤油をたして、ごまふって完成！

人参もいれました〜。ね、見た目、きんぴらごぼうでしょ。ごぼうほどの歯ごたえは無いけれども、結構いけますよ。ほんのりセロリの味がするけれども、セロリの筋ばった食感はないので、きんぴらに合うの、美味しいですよ。これはやっぱり冬のお野菜なのかなー、寒くなってからスーパーで目立つようになってきた気がする。ごぼうやれんこんが、なかなか手にはいらないので、きんぴらはあきらめてた〜って人、スーパーにセロリアックは売ってます！ぜひ、試してみてー。