Science Museumに課外授業で行ってきました。

science museum

サウスケンジントン駅から、地下道をてくてく歩いて行くと、いくつかの博物館、美術館、ホールがありますが、そのうちの1つ、サイエンス・ミュージアム(科学史博物館)に行ってきました。

娘のナーサリーの課外授業というかな遠足かな、School Tripで行ってきました。ナーサリーなので、全員保護者が必ず同伴で行くことになります。生徒は全員ではなく、今回は10組ほどの親子で出かけました。

息子も同じナーサリーだったので、ちょうど2年前に同じようにサイエンス・ミュージアムに行きました。その時は、私もイギリスに来たばかりで、ビクビクしていた頃だったので、その時ロンドンにいた友達(学生時代の友達、ご主人の仕事で1年在英)にお願いして同伴してもらったのを思い出します。今回は、知ってる友達もいませんが、度胸がついたんですね〜、英語力は相変わらず全然ありませんが、何も考えずに親子で参加してきました。

さて、電車を使って、片道30〜40分ほどの道のり、親子で集団行動に参加してきました。うちのナーサリーは、外国人の割合が高く、今回の遠足も見渡した感じ生粋の英国人は半分いるかどうかといった感じ。1組の親子のママさんが、以前英語クラスで一緒にしていたママだったので、ハローのあいさつは交わしましたが、お互い英語が苦手なのでそこまで会話も弾まず(苦笑)と言った感じ。でも、彼女が結構先生や他のママさんと会話弾んでるんですね〜、え、なんで?!と思って、聞き耳たてたら、スペイン語でした。スペイン語って、使ってる国すごく多いんですよね〜。なんかスペイン語で話が盛り上がっていて、それを聞いていた他のママが、何言ってるの?とたずねると、先生が、ごめんごめん、スペイン語話してたよ、英語で話すとこれこれこういう事を話していたんだ〜!と話していました。私にはどちらも分かりませんが…あ、ちょっと英語はわかるかな、ちょっとね、ちょっと。

さて、無事にサイエンス・ミュージアムに到着。サイエンス・ミュージアム(に限らず他の博物館もそうかもしれないけど)は、学校の課外授業が多いようで、必ず何校か集団の学生たちが来ています。そして、学校専用の入り口があるので、私達も同様に専用の入り口から入ります。

まず向かったのは、BASEMENT(地下)のTHE GARDENというスペース。ここは、3歳から6歳向けの遊び場で、サイエンス・ミュージアムらしいなかなか興味深い遊び道具がそろっています。前回息子の遠足で来た時に、ここに来たのですが、それまでは知らなくて、地下にあるのでなかなか普通に見つけづらいのですが、一般でも入って遊べますので、3歳〜6歳のお子さんがいらっしゃる方には、オススメです。

その後はランチタイム。早起きして作ってきたお弁当をいただきまーす。へへへ、こういう時、日本のお弁当箱はゴージャスに見えるっていいますが、結構ね、このナーサリー、イギリス人以外が多いから、他の人もハンバーグだったりパスタだったり、ちゃんとしたランチパックを持ってきてるのよね。そのうち、どこかの学校の集団が隣にやってきて、彼らのランチは全て、ほとんど、全員、サンドウィッチ。とポテトチップスかクッキー。各自家からもってきたみたいで、サンドの種類は様々でしたが、ほぼサンドですね。うちの息子はサンドウィッチがあまり好きではないので、こういう時どうするかなーと思っちゃいました。おにぎりを持たせてもいいけど、1人だけおにぎりは嫌かな〜とかお弁当は食べるのに時間も場所も居るかな〜とか考えちゃいました。今、息子の学校は、たまに課外授業あるんですが、全部学校が提供してくれています。何を食べさせているのか分かりませんが、学校給食はそこまで嫌いじゃないので、とりあえずは心配することないかなと思っています。

さて、ランチタイムも残り10分なので、トイレに行ってきてくださーいとのこと。息子の頃と同様のスケジュールだと、予定ではこのあとサイエンス・ミュージアムの中をいろいろと見て楽しめるはず。トイレはどこだろうとうろうろしていたら、他のママさんにこっちよこっち!って。そしたら、トイレじゃなくて階段のほうに向かうから、トイレここだよーって教えてあげたら、違うわよ!聞こえないの?!アナウンス!至急外に出ろって言ってるわよ!って。そういえば、聞こえる、エマージェンシーだの、ゴーアウトサイドだの、りーぶThis Buildingだのが!スタッフもみんな揃って、とにかく急いで外に出て下さい!って。何が起きたの?何が起こったの?!

結局、理由はわからずじまい。特にニュースにもなっていないところから、本当になんでもなかったのかもしれません。しかし、結構、緊張感キマした〜っっ!いやぁ、何が起こってもおかしくない世の中なので、ちょっと怖い、って真剣に思ったし。で、トイレに出かけた途中でこの騒動となったので、他の親子と先生のいるランチスペースに戻れなかったんです。一緒に別のママがいたので助かりましたが、これが全く1人(私と娘)だったらどう行動していいのかわかりません。結局先生からの電話で、外で先生と他の親子達と会うことができましたが、これも一緒にいたママが英語を話せたので先導してもらって待ち合わせ場所に行けたし、ますます英語の必要性をひしと感じた出来事でした。(気付くの遅いって、ほんと。)

近くのV&Aに避難して、お絵かきなどで子どもたちは遊んだあと、サイエンス・ミュージアムが再開したので戻ることに。予定では、引き続き見て遊ぶはずだったのですが、この騒動でみんな疲れてしまい家に帰りたいとの意見が。1人の親子だけ、せっかく来たので博物館で遊んで行きますといった以外、全員自宅へ戻ることに。なんかランチを食べにわざわざサウスケンジントンまで来たみたいだけど、まあ、貴重な体験もできたからいいか。何事もなかったからこんなのんきでいられますが、実際、「サイエンス・ミュージアムで避難訓練」を体験できた、そんな感じです、ははは。

帰りの電車の中、英語教室で一緒だったママと話したんですが、他のママに近所の英語教室を教えてもらったので、行って良かったらあなたにもシェアするわって言ってもらえました。彼女も、「息子を守るために英語を絶対に覚えないといけない」って、今回の状況を経験し、なおさら思ったようです。他のママの何人かは、もとは英語以外の母国語をつかっていて、今は英語も使いこなせるって人が多いので、そういう人の情報は期待できるだろうし、また彼女らを見習ってどんどん英語を使って使って、生活するのに支障のないようにしていきたいですねー!本当に!思うだけなら簡単ですよねー!努力!しなきゃ!

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